TL小説ソムリエよむよむ感想日記

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嫁き遅れの奥様は古城で溺愛される

嫁き遅れの奥様は古城で王子に溺愛される (ガブリエラ文庫)

嫁き遅れの奥様は古城で王子に溺愛される (ガブリエラ文庫)

訳ありで姉の名を名乗って生きるヒロイン(18)が、姉の25歳設定で甘い系フェイスだけど激強な第三王子に嫁ぐことになり古城で溺愛されます。

あらすじだけ書くとタイトルまんまで相当に普通なのですが、だいぶ高いレベルで萌えました。

ヒーローが物腰柔らかで優しく、あまりきちんとした教育を受けた事がなく失敗してしまったヒロインを「そういうのはダメだよ」と叱るのです。

TLでヒーローから説教というと、読み手がババアゆえ器の小さい小童め!という気持ちをヒーローに対して抱きがちなのですが、本作のヒーローはこいつ良いやつじゃん…と思えるまっとうな叱り方でした。

特殊な事件は起きないのですが、ヒーローのヒロイン見守り甘やかし感が気持ちの良い作品でした。ヒロインの呼び方が「奥さん」なのもかわいい。

話の中身とはあまり関係がありませんがこの作品のヒーローは第三王子ですが王位を継ぐ気がなく、きょうだいに王位を譲ろうとしているのでTL界においてめずらしいなと感心しました。

王子設定だと長男でなくても棚ぼたで王になることが多いですし、乙女ゲームにおいても王位継承権が高い方が人気度に影響する設定と読んだことがあります。