TL小説ソムリエよむよむ感想日記

TL小説読みすぎな人生を綴るよ。オススメTL感想、レビュー、分析などなど。

乱と灰色の世界

番外編でTL的にも楽しめる漫画の紹介を。
癖のある絵なのですが、ラブのある漫画ではここ数年で私の中では最高評価です。

魔法使い一族の娘、漆間乱(うるまらん)を取り巻く仲間たちの戦いと、乱の成長の物語。

魔法で大人に変身した乱(10さい)と、御曹司でありながらただれた生活を送る美形ダメ男の凰太郎(29さい)が織りなすラブ?ストーリー。年の差だけでもごちそうさまです感があるのに、乱が好きすぎて凰太郎が見せる大人げゼロの激情、凰太郎を想う気持ちを通して乱が成長していくさまが、まっすぐで心を打ちます。

あらすじを書こうと思って読み直すだけで、泣いてしまった…。そのくらい涙腺をがしがし刺激してくる作品です。

序盤はほのぼの日常ストーリーかな?と思わせて、巻を進めるにつれ不穏な空気が漂い、緊迫感が高まっていきます。必ず最終巻まで読んで欲しい。全7巻と短めですので!

漆間一家、凰太郎をはじめとして魅力的な登場人物たちが多数登場しますが、女性が特に魅力的に描かれているので女子スキーな女性読者は「おっしゃああ!」とガッツポーズを取ることができます。

メインのふたり以外にも、そこかしこに癖のある登場人物たちのラブがころがっていて、またかわいらしい。

主人公の乱をライバル視する、秀才魔法使いの月光院仁央(げっこういんにお)がまたかわいい…。メガネショートボブのキツめな性格ながらも、どこか乱を憎めずに振り回されてしまう様子とか、あーもう!!!!って気絶。

北北西に曇と往け 1巻 (ハルタコミックス)

北北西に曇と往け 1巻 (ハルタコミックス)

乱と灰色の世界』は完結してからだいぶ経つ作品ですが、同じ作者さんの新たな連載『北北西に曇と往け』1巻がコミックス化していたので、応援したくて今更ながらおすすめ文を書いてしまいました。

『北北西に曇と往け』はアイスランドを舞台にして、あやしげな能力を持つ主人公がなにをするのか? ミステリアスさと登場人物の魅力は今作でも変わらずで、今後の展開が死ぬほど楽しみです!