TL小説ソムリエよむよむ感想日記

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王太子殿下と秘密の貴婦人

以前読んで面白さのあまりに、シリーズを読破してしまった『青年王と真白き花嫁』の白石まと先生の他作品を読みたくて調べたら、評価高いにも関わらずkindle unlimited 対象の作品がまだあるっ。

読んだらKindle unlimitedで読んでしまったことが申し訳ないくらいに、面白く&萌えた。一冊あたり1万円くらい払った方がいいんじゃないかなくらいの気持ちになっています。

あらすじ

王太子殿下と秘密の貴婦人 (蜜猫文庫)

王太子殿下と秘密の貴婦人 (蜜猫文庫)

ヒロイン(賢い19歳)は幼い頃に不幸な事故で両親を亡くし、親族に騙されて財産を失い16歳で32歳年上の病弱な王弟のもとに嫁ぐ。不幸な過去から知識を学ぶことに意欲を持っていたヒロインは、夫に頼んで期間限定で身分を隠し男装して大学に通わせてもらった経験を持つ。

大学時代によくしてくれていた学友のヒーロー(金髪23歳)に身分を明かさず黙って去ったヒロインだったが、ヒーローは夫の甥にあたるため再会する。当時親しくしていた友人としてではなく、初対面の叔母として振る舞うヒロインだったが…。

感想

何もかも最高なの?と、口から色んなものが出そうになりました。

─ ─雨が … … 。耳を澄ませば雨音も聞こえるというのに 、今の今までフランシスの声しか耳に入っていなかった 。シャルロットは 、自分がどうしてこれほど慌てたのか 、心の内で首を傾げる 。

あるシーンの描写でヒロインが強く動揺しつつも、それをヒロイン自身が気づくことができていないということが読み手に伝わるステキ描写。エロありつつも、心の揺れ動きを描くことに一切手を抜かないのが正当な少女小説らしさを強く感じます。

ヒーローとヒロインの心理描写だけではなく、周辺の人物にもいっさいの無駄がなくそれぞれの物語を背負っています。主役を食うほど描写はされないのですが、この人が、行動を起こすまでの物語…!と読み手に想像させる細かな描写またいいんです。登場人物みんなが愛しい…。

『青年王と真白き花嫁』もシリーズを最後まで読んで不覚にもマジ泣きしてしてしまいましたが、本作でもまた泣いてしまった。なんてステキな物語を描かれるんだろうかー! こんな感動してkindle unlimitedでいいのかー!? 一万円!最低でも一万円払わなきゃー! あばばばば(萌えすぎて動揺)

こんな萌えキュンできて、生きていて…よかった…ぱたり。白石まと先生の作品…ぜんぶ…読もう…!

雑記

ライトノベルのあらすじって、ときたま全ての知性を捨てたなんの説明もしていないようなテキストを見かけるんですが、あれは一体何が起きているんだろうか…。