TL小説ソムリエよむよむ感想日記

TL小説読みすぎな人生を綴るよ。オススメTL感想、レビュー、分析などなど。

帰ってきた王子と忘れられた令嬢

『青年王と真白き花嫁』シリーズの挿絵がツボすぎたので、イラストを担当された坂本あきら先生つながりで何冊か読んでみたら、これまたよき作品を発掘いたしました。

楽器奏者ヒロイン×師匠のヒーローが記憶喪失ーっ!

あらすじ

帰ってきた王子と忘れられた令嬢~指先が奏でる淫らな調べ~ (ヴァニラ文庫)

帰ってきた王子と忘れられた令嬢~指先が奏でる淫らな調べ~ (ヴァニラ文庫)

ヨーロッパ中世を思わせる山あいの小さな国が舞台。物語は弦楽器奏者のヒロイン(19)に、弦楽器の師匠で厳しくも優しいヒーロー(28)がプロポーズするシーンから始まる。 お互いの想いを確認し、結婚式にかえて二人で一つの曲を奏でる演奏会を…と約束したのちにヒーローが怪我で記憶を失ってしまう。

ヒーローは記憶を失ってもヒロインに執着するものの、周囲の思惑に翻弄されて思い悩むヒロインは…。

感想

楽器奏者ヒロインだー! ジュエル文庫の『新婚ごっこのハズでしたが 幼馴染と年の差なかよし夫婦になりまして』もヒロインが琵琶奏者でグッときましたが、本作のヒロインはヒーローとは師匠弟子の関係性というのも萌えポイント。

まず、表現する人間ならではで師匠(ヒーロー)が甘いだけでなくガチで厳しく指導するさまが、「真剣に表現する人に対して、自分も甘やかすのではなく真摯に向き合う」という姿勢が感じられて萌えポイント。

ヒロインが記憶喪失によるヒーローの喪失という悲しみを乗り越えて精神的成長を果たし、より演奏スキルを高めていくさまがヒーローに愛される魅力ある女性として描かれていてグッときました。楽器奏者をモチーフにした必然性のあるストーリー運びですね。

ラストの演奏シーンは情景を思い浮かべ、胸熱。ライバルポジションの女性がいい仕事する様もスカッとして、TL小説として150点だよ〜!とKO-FUNしました。ありがとうございます。

坂本あきら先生のイラストは、ヒロインの素朴でうぶな感じがよきでした。おっぱいの描き方が男性向け感あってしゅき。

雑記

自分が楽器がまっっったく演奏できないゆえ、楽器奏者に憧れ&萌えがちです。絵描きでもいいけど、何かに真剣で命を燃やしている様って萌えるやん!やんやん!

しかし、スポーツ女子の設定はTL小説であまりみない気がする…。男性向けにおいては、スポーツで日焼け跡のあるショートカット女子いるのになー。

ショートカットヒロインもしくはボブヒロインは見た目だけで即惚れる才能を持っているので、TL小説にもカモン!!!!