TL小説ソムリエよむよむ感想日記

TL小説読みすぎな人生を綴るよ。オススメTL感想、レビュー、分析などなど。

皇帝陛下の専属耳かき係を仰せつかりました

ロシア帝国っぽい架空の国が舞台。7歳の時に記憶喪失で20代ヒーローに保護された白髪赤目のヒロインは、働かざるもの食うべからずをモットーに皇帝となったヒーローの耳かき係として暮らしていたがなんやかんやあってラブラブする。

華奢ヒロインとヒーローの体格差を表現したイラストの萌え度が高い。ありがたいことです。

メインのあらすじは年の差系でよくある感じですが、世界観のディティールとヒロインのバックグラウンドがミステリアスかつ美しく描かれており、夢中で読み進めてしまいました。こういう女子かわいいやん?というイメージと、異国情緒がうまく描かれていてエモみが強い。

記憶喪失の自分はヒーローに相応しくないのでは…と自らの出自に悩むヒロインに、自信ないのよくないよ!と励ます登場人物がアツい。そして電子書籍版の末尾におまけ小話が入っていて、優秀なサブキャラがうまくヒロインをサポートするポジションにつく安心感。適材適所、みんなが幸せになる話は脳がやさしくとろけてよいものでした!

蜜猫文庫、異常なまでにkindle unlimited作品が多く今回紹介した作品も読み放題範囲。「大丈夫!?作家さん暮らしていける??」と不安になるものの、初めて読む作家さんに挑戦しやすいのはありがたいです。

この作品はタイトルがものすごい軽いので、文章として合うかちょっと不安だったものの面白かった…。読まず嫌い、いくないですね。