TL小説ソムリエよむよむ感想日記

TL小説読みすぎな人生を綴るよ。オススメTL感想、レビュー、分析などなど。

エリート弁護士は不機嫌に溺愛する

調理時間の隙間に読める本を探していて、「十年愛」の御堂志生さんの作品がkindle unlimitedで配信されていたので読んでみたら、予期せぬ激アツストーリーで動揺して肉もおいしく煮えました。

感想

セレブ弁護士のクズヒーローが、ある理由でお金が必要なヒロインと愛人契約を結んで好き勝手して大変な事態になる話。

クズヒーローがガチめに精神崩壊したまま話が進んでいくさまに、読者の不安も加速! クズヒーローの親友夫婦だけが読者の心のよりどころになりますが、なんで友達でいられたんだと思うほどに、ヒーローがクズなさまが描かれていて良かったです。

お話の中で不妊や流産、痴呆など女性にとって人ごとではないセンシティブな話題をバンバン書いているので苦手な方は避けた方がいい感じです。意図的に「人は絶望で冷静な判断力を失う」の材料として書いているので、話としてはうまいなぁという感じ。

Web小説でよくクズヒーローって描かれますが、振り切ったクズ表現になっていたのでアワワーーー!早く土下座しろー!と手に汗握る感じでした。最後はハッピーエンドでよかった。

雑記

色々あって小説を読んでも頭に入らない時期があったので、間が空いてしまいました。

リハビリに先日オメガバース設定の漫画を読んだのですが、世の中で女性が酷い目にあう作品はよろしくないと言われつつも読んだオメガバース作品で強姦からの妊娠という話がバンバン出てきて動揺しました。(おもしろかったけど)

暴力性のある話を読んでも、読んだ人が暴力を振るうとは限らないし、ゾンビ映画をたくさん見てもゾンビになりたくなる人はいません。が、人権を尊重して作品をつくるって難しいのかもなぁと思いました。

しかしオメガバース設定では、なんで女子はいないんだろう。中性おいしいのになぁ。